目に見えない価値

まだ存在しない「目に見えない価値」を創り出すこと。

 

たとえば、まだ実現されていない新しいイノベーションや人々の生活スタイルだったり、企業の新規事業開発だったり、ブランディングだったり。

 

そんな簡単にできることではないし
その価値をすぐに理解してもらうのもとても難しい。

 

自分の未熟さに凹んで
数日、悶々と考えていたのだけど

 

目先の利益や、即物的で表面的な価値を追いかけていたら、抜きん出ることはできない。
だから、いまはまだできなくても、目指し続けることが大切だと。

 

そういう意味で、ブランドを築き上げた人たち(クライアント側も、エージェンシー・クリエイター側も)や、人々の生活を変えるイノベーションを作った人たちの長年の努力、信念と積み重ねは凄いことだと改めて思う。

 

 

他の思考軸で「教養」というキーワードがずっと頭の隅にあって、目にみえない本質的な「価値」を創るって、子供の「教養」とすごく似ているんじゃないかと。

 

幼稚園生や小学校生に、国立オーケストラとか、モネ、ダリ、現代アートからバロック時代のコテコテ美術、書道、歌舞伎、会席マナー、本物の寿司の味、フレンチのフルコース、そこで繰り広げられるサービスの愉しみ、クラシックカーの曲線美、歴史的建造物の匂い・・・体験させても、その本当の価値なんて、その時に理解し切れるわけがない。でも、目で見て、耳で聴いて、身体で感じたことって、ずっと残っていて、蓄積されて、いつかその価値が活かされる瞬間がある。センスに現れる。価値観が養われる。判断力がつく。

 

小さな子供にその価値を最初から教え込もうとしたって、そんなの無理。じゃあ、わからないから、すぐにその教養の「結果」が目に見えて現れないから、お金と時間をかけるのは勿体無い、だから子供にそういうたくさんの「教養」を与えなくていいかといったら、私はゼッタイにNOだと思う。

 

 

自分の会社や、サービスや、プロダクトも、子供と同じなんじゃないかな。


事業としてマネタイズし売上を上げることは大前提として、それ以上に成長し育むためには、「目に見えない価値」に、忍耐強く、お金と時間と、いろんな本物を消化させることが大事なんだと思う。

 


理想論だけど。