日本のパスポートランキングと保有率について

もう8年も前の話になってしまいますが、留学中に出会った台湾人の友達に、「日本のパスポートいいなぁ。」と言われてびっくりしたことがあります。

 

「パスポートって、みんな同じじゃないの!?」

 

「さとみ何言ってるの?パスポートは国によって強さが違うんだよ。日本のパスポートがあれば簡単に入国できる国でも、私のパスポートだとビザがないと入れなくて、しかもビザ発行に1ヶ月もかかるところだってあるんだよ。」

 

 

その時はじめて、パスポートは世界情勢とパワーバランスの象徴なのだと知りました。

 

敗戦国なのに、どうしてそんなに日本のパスポートは強いんだろう~とぼんやり思ったりしていました。

 

 

2014年のデータですが、日本のパスポートは世界第4位なのだとか。

ビザなし、あるいは到着ビザで入国できる国はなんと170ヶ国

 

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blog.compathy.net

 

 

にも関わらず、外務省がまとめた旅券統計によると、日本人のパスポート保有率はたったの24%だそうです。

旅券統計 | 外務省

 

 

調べてみると、海外旅行が一般大衆化し始めた1980年後半から、常に女性旅行者数が男性旅行者数の2倍となっているようです。つまり、長期的に海外旅行に行く若い男性が少ない傾向があるということ。

 

そのような流れの中でも、近年は特に海外旅行にいく若者が減少傾向にあるようです。 

 

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www.data-artist.com

 

 

バブル崩壊後の不景気、安定志向のゆとり世代など要因は色々考えられますが、

最近は格安ツアーも増えているし、ソーシャル旅行など旅の形態も多様化しているのに、海外に出る若者が少ないのは残念なことです。

 

近場なら、飲み会とか服買うのちょっとガマンすれば行けるはずなのに、そもそも海外旅行の魅力を教える大人や先輩が周りにいなくなってしまったのでしょうか。

ネット上の動画や画像で満足しちゃうのでしょうか。

 

私の肌感覚だと、意識高い系の一部の学生(学生起業家の類)と、国内にこもる派に両極化しているような気がしていて、所得格差と似たような意識格差が広がっているようで危機感を感じます。

 

もっとつき詰めると、両親からの「お金の教養」の質に起因するのかなと考えています。将来の選択肢が広がるようなお金の遣い方として、海外旅行、海外留学はいつの時代も最高の自己投資。

 

もっとたくさんの日本人が海外に行ってくれればいいなぁ。