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英語で働くための「第三の軸」

 

先日のJapan Nightのゲストトーク「グローバル人材」と「英語力」「カルチャーの違い」についての内容と

 先日バッタリ会った前職の同僚 (身長211cm、アホみたいにでかくてすぐ気づいたw) と昔話をしたことにより思い出した

「第三の軸」について書いてみたいと思います。

 

こんなすごいこと!ではなく、こんなこと考えてマス、という、うさみみ脳内アウトプットですので、「そんなの知ってるヨ」という方、悪しからず。

 

何のことかと言うと、「英語ができる日本人」を理解するときに見過ごしがちな「第三の軸」のことです。

 

昔々、うさみみが新卒ほやほやの頃、会社にいる日本人は基本的〜ネイティブレベルのビジネス英語力があり、海外の大学を卒業されていたり、海外生活が長い方もたくさんいらっしゃいました。

 帰国して一年足らずの私は今にも増してかぶれており、元々の性格(こっちの方が要因として大きいみたいですが) も相まってかなり外国人寄りのコミュニケーションを取っていました。笑 (今でもそうなんですが、もっと顕著だったと思います。反省。) 

 

 上司 (社長) もチームも全員若いアメリカ人ばかりで、自然とカジュアルでフレンドリーなコミュニケーションになっていました。 私がいたチーム以外はほぼ全員日本人でしたが、みんな英語が流暢に話せるので、日本人同士でも英語で話したりメールすることも多々ありました。 

 

 外国人チームの中で一人だけ日本人(かつ唯一の女性)だったこともあり「外国人側の人間」と見られて外国人と日本人の間に挟まれたり

入社2年目頃からはExecutive Assistantになったことで、平社員なのにマネジメント寄りの立ち位置だったりして、経営者と社員の狭間で悩んだり 

 

兎に角どっちに行ってもどっち付かずで、 外資系にありがちな「日本人 vs. 外国人」 や、どこにでもある「マネジメント/シニア vs. 平社員」 の歪みをもろに受けながら働いておりました。

 

 そんな中でしばらく働いていくうちに、日本人とのコミュニケーション、日本人の性質に何とも言いようのない違和感を感じるようになり。 

 

これはなんだろうと云々考えた結果

 

 必ずしも 英語ができる = 西欧的思考をする ということではない

 

ということに気づきました。 

 当たり前やろ、って思った方すみません。でも当時24歳の私にはeye-openingな実務での発見だったのです。 

 

 【タテ】 マネジメント ー 平社員 

【ヨコ】英語ができる ー 日本語だけできる 

 の二軸の他に (図1)

 

 西欧的思考 ー 日本的思考 の「第三の軸」が存在し(図2)

ヨコ軸と「第三の軸」は一致しなかった。 

 

 

 そのことに気づかず、英語ができるからといって西欧的アプローチを取ってしまったり、相手に西欧的思考(ゆえの行動)を期待していたことが理由で、あの違和感を感じるようになったのだと気づきました。 

 

 海外の大学を出ていても、外資系企業でのキャリアが長い人でも、帰国子女の人でも、 実は思考はすごく日本的な人も多いです。

 特に年配の方は今よりずっと海外に行くハードルが高かった時代にいらっしゃっていますから、厳格なご家庭で育った方も多く伝統を重んじていらっしゃったり

ご両親が海外転勤されていた場合は、家庭内が唯一の日本 = 日本を離れた時点から時代が止まっていて、ずっと日本で育った人よりも価値観が伝統的だったりするようです。 

 

 ちなみにそういった方は恋愛でも女性が家庭に入ることを望んだりする人もいて、びっくりしたのを覚えています。

 

 この「第三の軸」 英語ができる日本人にお会いした時、一緒にお仕事をすることになった時、役に立っています。 

 タテ・ヨコ・第三の軸 どこにこの人は位置するだろう?と探るようにすると理解が早まり、よりスムーズにコミュニケーションが取れるようになるんじゃないかなぁと思っています。 

 

 それでも失敗して、取り返しのつかないことになっちゃったり、今でもすぐに正確に見抜くことができないケースもあるのですが。。。汗 

 

このことに気づいても真理眼がなかなか養われなくて、1社目では随分悩み、お世話になったHarvard MBAを取られているある年配の方(60代女性でHarvard MBAとは本当にすごい)に相談させて頂いたことがあったのですが

「こればっかりは私の年になっても100%確実には分かりません。Try & errorを繰り返して、肌で学ぶしかありませんヨ。」

と諭されました。この方がムリなら今の私には到底ムリだなぁ、たくさん経験して学ぶしかないのかぁ。。と、腹をくくりました。

 

 とはいえまだ若いうちは、どんな方でも最初の入りは日本式に徹するのが安全策だと思います。(それができなかった・できていない自分への反省も込めたアドバイス。)

相手の軸が分かってきたところで、西欧寄りの思考の方なら出方をカジュアルに調整すると良い効果が出る傾向があります。(うさみみ調べ) 

そのカジュアルさについては、今度実例とともに具体的にまとめたいと思います。 

 

 長くなってしまいましたが、これがうさみみが実体験で(イタい思いをして)学んだ、英語で働くための「第三の軸」でした。

ここまで読んでくださった方、ご静聴(ご精読?)ありがとうございました。